蕪嶋神社 – 新社殿の特徴

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構造:木造2階建て

床面積:487㎡(147坪)

参道階段:92段

建築材料:青森県産材を多く使用

柱/ケヤキ、ヒノキ
床下・化粧垂木/青森ヒバ
小屋裏梁材/南部赤松
内部・床板/ケヤキ
建具・天井板/秋田杉
壁/漆喰
屋根/銅板一文字葺き

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■構造は木造2階建て、床面積487㎡(147坪)と、焼失前の約240㎡(72坪)から倍の大きさとなり、参道階段も72段から92段と、段数及び高さも歩きやすく変更。

■建築材料は、青森県産材を多く使用。柱はケヤキやヒノキ、床下や化粧垂木には湿気に強い青森ヒバ、小屋裏の梁材は南部赤松を使用。通し柱は、長さ8mものを22本用いて組立ているため構造的強度も強く、2階建ての社殿でも風圧力にも耐える建物となっている。柱の数は大小合わせると196本となる。建具や天井板は、厳選された秋田杉を使用。内部の仕上がりはケヤキをふんだんに使用し、床板はすべてケヤキの無垢板となっている。

■玄関ホールに使用しているケヤキは長さ5間(約9m )、幅1尺5寸(約45cm )重さ2tの非常に特殊な材料であり虹梁(こうりょう/梁材の事)も長さ5間の物を使用。これだけの木材の製材、加工の技術は特殊で、ケヤキ材は非常に硬い木材のため加工に時間がかかるが木目が非常に美しく耐久性も高い。神社仏閣でもこれだけ多く使用している建物は少ない。

■屋根の仕上げは銅板一文字葺きで、壁は漆喰。

■神社の拝殿は入母屋造り、2階建ての屋根には1階、2階とも唐破風があり「うみねこの親子が羽ばたいている」ところをイメージしている。屋根全体の反りも躍動感がある造りで、本殿は切妻造りとなり拝殿の2階は二軒の入隅と東北地方にはあまり見ない形状で、化粧垂木の納まりが非常に複雑となっている。

建設工事会社

〈設計・監理〉 株式会社コアーズ コアーズ建築デザイン事務所
〈総合建築業・宮大工工事〉 株式会社 松本工務店 
〈許認可・表示登記等〉 株式会社 岩沢測量コンサル
〈電気設備工事〉 株式会社 河原木電業
〈機械設備工事〉 西浦水道建設工業株式会社
〈階段・外構工事〉 東邦建設株式会社

 
 

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玉垣と手水舎は、すべて青森県産の栗の木で作られており、手水舎には斗組や蟇股(かえるまた)など手の込んだ造りとなっている。

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